GoTheDistance!ジェニファーの法政大学通信ブログ

法政大学通信ブログ by ジェニファー。法政大学通信教育課程・経済学部商業学科に2015後期入学(3年次編入)。試験やリポート、学習の内容と進捗状況、日々の気付きなど。Go the Distance!最後までやり遂げよう!

広告

通信教育アナログ運用のなるほど

今年度用の『リポートノート』が届く。

f:id:gothefulldistance:20161009104524j:plain

うぐいす色(4単位:2設題用)×1冊、びわ色(2単位:1設題用)×5冊。

これをフル活用すれば、14単位分のリポート提出可能。(まれに2単位科目で2設題が課される科目もあり。外国語経営学がそうだった)

入学時には確か、うぐいす色×2冊、びわ色×26冊、簿記専用リポートノート×4冊が支給されたから、在庫もまだたっぷりある。がんばってどんどんリポート出していこう。

風流な色

『うぐいす色』、『びわ色』という色の呼び名は、学習のしおり等に記載されているオフィシャルな表現で、最初に見た時、「びわ色?」と一瞬とまどった。おそらく、何十年もの間、この呼称を使用しているのだと思う。風流な感じがして、個人的にはけっこう気に入っている。

あと、法政通信では、『ポート』ではなく、『ポート』がオフィシャル表記となっており、最初は違和感があったけど、最近しっくりくるようになった。

歴史的アナログ運用

法政大学通信教育部の創立は1947年(昭和22年)、来年2017年は創立70周年の由。

通信教育って、学校側からすれば、事務処理が相当煩雑なはず。今はインターネットを介した『Web学習サービス』や『メディアスクーリング』もある一方で、郵送でのリポートのやりとり等、アナログ運用も健在だ。媒体が増えた分、各種作業に加えて、情報の同期等、かえって面倒が増えているんじゃないかという気がする。

この手の煩雑さって、今、どこの職場でも多かれ少なかれ、あるんじゃないだろうか。世の中が完全にIT化されるまでは、アナログ側の知恵と工夫でデジタルとの間の溝を埋めることになるんだろうな。。

その点、アナログの極致とも言える通信教育での長年のノウハウ + ITという法政通信の運用には、学ぶべきことがたくさんありそうなので、細かいところをひそかに観察中。

 

 

 

リポートノート解体図

アナログの知恵と工夫が結集されたリポートノートの中身は、こんな感じ。

まず、表紙を開くと『リポート提出票』。ここに氏名、学科、学籍番号、提出科目の科目コード等を記入する。

f:id:gothefulldistance:20161009121449j:plain

 

次のページは『リポート表紙』。ここに再度、個人情報と科目名、リポート設題の詳細を記入。

f:id:gothefulldistance:20161009135110j:plain

※個人的には、『年齢記入欄』の存在が、微妙に納得できない。 

その次からが、リポート本文用のページ。手書きの場合は直接書き込み、ワープロ出力のリポートは、ここにのりづけする。

f:id:gothefulldistance:20161009135511j:plain

 

リポートを書き終えたら、写真左側・裏表紙の折り返し部分に、自分への返信用の住所・氏名を記入し、15円分の切手を貼る。※第4種・文部科学省認可通信教育の郵便料金。

f:id:gothefulldistance:20161009135848j:plain

 

↓裏表紙側からの図。写真右側・表の表紙の折り返しになっているのりしろを、裏表紙の端に重ねて貼り付け、封をする。

f:id:gothefulldistance:20161009140455j:plain

 

↓表の表紙に差出人住所・氏名・提出科目を記入して切手を貼り、投函!

f:id:gothefulldistance:20161009143105j:plain

 

↓リポートノートを上から見ると、こんなふうになっている。写真上側が、表の表紙。

f:id:gothefulldistance:20161009141421j:plain

第4種・文部科学省認可通信教育の郵便料金の適用を受けるため、封筒を一部開封してあることが必要なので、この形状になっているものと思われる。

リポート提出~試験までの事務処理運用手順

※推測です。

あくまで推測だけど、一連の事務処理は、以下のような感じでなされているんじゃないかと思う。

  1. <通信教育部事務>リポート提出の締め切り日になったら、提出済みリポートを一斉に開封。『リポート提出票』をリポートノートから切り取り、OCRで読み込み、学生提出履歴・成績データベースにアップロード。
  2. <通信教育部事務>リポートノートを提出科目ごとに振り分け、学内便で各教科の事務へ回す。
  3. <各教科事務>受け取ったリポートノートについて、データベースに受付日を入力の上、『リポート表紙』の情報を元に、担当の先生へ。
  4. <担当の先生>リポートの添削と評価
  5. <各教科事務>先生の評価を提出履歴・成績データベースに入力した後、返却リポートを投函。
  6. <通信教育部事務>定期的に提出履歴・成績データベースの情報を、Web学習サービスに反映させる。
  7. <通信教育部事務>学生からの単位修得試験の受験申請と、提出履歴・成績データベースの情報を突合し、受験許可を判定の上、受験票を発行し、郵送。

上記の空想上の<各教科事務>が存在しない場合、先生の評価済みリポートを再度通信教育部事務に戻して、情報入力、返却投函、という作業をこなしている可能性も。

あと、単位修得試験の受験申請は、Web学習サービスと、郵送でも受け付けているので、郵送での申請については、通信教育事務にてデータベースに手入力の必要あり。

その他、リポートの対応の進捗管理(一定期間内に評価が上がってこない場合、先生にリマインダー)、変更事項があった場合のお知らせWeb掲示+郵送作業も。

以前、メディアスクーリングの試験問題が急きょ変更になったことがあり、Web掲示に加えて、翌日、速達でお知らせが届いた。受ける側としてはありがたいけど、こういう作業、大変だろうなぁ、と思った。

まとめ

今、私がやるべきことは、法政通信のノウハウと運用に感謝しつつ、金融論Ⅱのリポートを書き上げることだと思う。がんばろう。

関連記事

試験運用のなるほどと電卓精神論

リポートの年齢記入欄とゆとり教育の謎

通信教育之友

広告

 

広告