GoTheDistance!ジェニファーの法政大学通信ブログ

法政大学通信ブログ by ジェニファー。法政大学通信教育課程・経済学部商業学科に2015後期入学(3年次編入)。試験やリポート、学習の内容と進捗状況、日々の気付きなど。Go the Distance!最後までやり遂げよう!

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経済史の助っ人NHK高校講座

経済史Ⅱの学習開始。

内容は、近現代の日本経済史(経済史Ⅰは西洋経済史だった)。

現在、指定テキスト『概説日本経済史 近現代』で、明治維新期の財政のあたりを読んでいるところ。

経済史の助っ人

これに関連して、ネットで調べものをしていたら、とてもいい教材に出会った。

↓NHK高校講座(Eテレ)・日本史のサイト

NHK高校講座 | 日本史 | 第26回 第4章 近代国家の形成と国民文化の発展 明治維新

<Eテレ 毎週金曜日午後2:00〜2:20 ※この番組は、昨年度の再放送>

説明がすごくわかりやすい!

例えば、経済史のテキストに、このように記されている『秩禄処分』。

地租改正によって、旧貢租が廃止される一方で、貢租の取得権ともいうべき旧領主・家臣の家禄についても、処分が進められた。明治政府は、1873年12月に、陸海軍費充実の名目で、家禄税を新設して家禄負担の実質的削減をはかると同時に、家禄奉還制を実施した。

これが、NHK高校講座では、こう説明されていた。

(略)これによって士族は、身分上の特権を失いました。政府はさらに、士族のリストラを進めます

政府はそれまで、廃藩によって職を失った士族に対しては家禄を支給し、王政復古の功労者には賞典禄という給与を与えていました。この2つを併せて秩禄(ちつろく)といいます。当時は秩禄が国の支出の30%以上を占め、大きな負担になっていました。政府は士族の秩禄を打ち切ることを計画します。

まず「秩禄奉還の法」を定めます。希望者に対し、秩禄の支給を止めるかわりに一時金を支給するというものです。さらに秩禄の受給者に最大で年間支給額14年分に相当する「金禄公債証書」を与えることで、秩禄の支給をすべて廃止しました。この秩禄処分により、士族は経済的な特権も失います。

金禄公債の利息だけでは生活出来なくなった士族の大部分は、公債を売り払い、商人になる者も現れます。しかし、慣れない商売に失敗して没落する者が続出しました。

NHK高校講座 | 日本史 | 第26回 第4章 近代国家の形成と国民文化の発展 明治維新

わかりやすくて、しかも切ない。

「ボリュームが大きくて効果が出やすいところから削減していくか」って、リアルタイムでよく聞く話のような。。

古い歴史教育?

明治維新の他にも、日清戦争や日露戦争のところが勉強になった。

NHK高校講座 | 日本史 | 第30回 第4章 近代国家の形成と国民文化の発展 日清戦争

NHK高校講座 | 日本史 | 第32回 第4章 近代国家の形成と国民文化の発展 日露戦争

アラフィフの私が30年以上前に使っていた日本史の教科書は、このあたりの経緯について、説明が妙にぎこちなかったように思う。

いい機会なので、日本史の学び直しもしていきたい。

テキスト要望

指定テキスト『概説日本経済史 近現代』は、内容的にとてもいい本なのだけど、あえて難を言えば、図表と注釈の文字サイズが、老眼女子にとっては厳しすぎる。も少し、やさしくしてほしい。。

 

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