大人のかき氷
暑くなってきたので、かき氷が食べたくなった。
できれば、自分の好きなシロップと具を、好みの配合で自作したい。
かき氷器を探してみたら、最近はいろんな機能を打ち出した高級機種が出ているようだった。
↓たとえば、こんな。(参考価格:6,458円)
牛乳やシロップの味付き氷をふわふわに削って『台湾風かき氷』が作れる、というのにかなり魅かれたけれど、大人向けのお値段にたじろぐ。
結局、同じメーカーの一番安い手動式にした。上記機種とのお値段および見た目のあまりの落差に、ちょっと笑ってしまう。(参考価格:1,058円)
ガリガリ、ザクザクと氷を削るのは、すごく楽しくて、気分が上がった。
そして、究極の宇治金時が完成! 見た目、凡庸な気もするけど、まぁいい。
究極の宇治金時、おいし~!
とはいえ、食べ始めてすぐ、気づく。かき氷って、そんなにたくさん食べられるものじゃないな。なぜって、もう、大人だから。
脳天にキーンとくるのに大騒ぎしながら、お祭りの日に、真っ赤なシロップのかかった、山盛りのかき氷を食べた昭和の夏休みがなつかしい。
夏休みの宿題をギリギリになってからやる子どもだったので、かき氷の後の、ほろ苦い思い出もセットになっている。
結局、何十年経っても、人間性の根っこの部分は変わっていないということか?
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