金融論をつかめるか?
金融論Ⅰ・Ⅱのテキスト『金融論をつかむ』を読み始めた。
テキストの中身は、小さな単位に分けて構成されていて、要所要所で重要ポイントや確認テストがある等、私のような初心者に対する思いやりに満ちたつくりになっている。
まずは金融論Ⅰのリポート作成の要となる、第1章~第5章を1日1章読むことに決めて、第2章まで読み終えたところ。
思いやりに満ちたテキストとはいえ、途中、期待収益や利子率の数式が出てきたあたりで、視界に靄がかかってきた。老眼のせいじゃなく、頭の中の問題と思われる。
くじけそうになって、『経済学部のしおり』を見たら、金融論の学習方法のところに、こんなことが書かれていた。
初めて金融論のテキストを見る方の中には、何とか小難しそうなテキストを読まずに済む方法はないかと思う方がいるかもしれない。確かに苦労せずに直ぐに必要な知識が身につく確実な方法があればそれに越したことはない。しかし、残念ながら安直で確実な方法はないと思って間違いない。(中略)基礎から体系的に知識を身につける王道を歩むのが、初めのうちは遠回りしているように思われるかもしれないが結局は確実に目標に到達する最短経路である。テキストの徹底理解が金融の理解への王道であることを肝に銘じ、テキストを理解できるまで繰り返し読み込んでほしい。
王道かつ直球のアドバイスが、心に刺さる。
今はまだつかみどころのない状態だけど、がんばってみよう。今日は『第3章ファイナンスの基礎』を読むこと!
参考文献『コーポレート・ファイナンス 第10版 下 』までたどりつけるだろうか?(この本、800ページの重量級なり)
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