金融論とノルウェイの森
金融論の参考文献『コーポレート・ファイナンス 第10版 下』を読み込み中。見るからに重量級(800ページ)なので、おっかなびっくりだったけど、読み進むうち、むしろわかりやすい本であることがわかってきた。
オプションの基本のところ、けっこうおもしろかった。コール、プット、株式の基本関係:<コールの価値+行使価格の現在価値 = プットの価値+株価>のリクツ、自分の頭では一生思いつかなかっただろうと思う。これらを応用した『クイズ』でとんちを試されるのもまた、楽しい(巻末に解答あり)。
この後、オプションの評価モデルあたりから、数式がたくさん出てきて、楽しいとか言ってる余裕はなくなりそうな気もするけど、ともあれ、取り付く島もないという事態からは脱却できて、よかった。
ただ、この本、値段も重量級(6,480円)で、ちょっと痛かった。法大の図書館に蔵書はあるのだけど、貸し出し中だったし、短期間で読みこなす自信もなく、コピー取るのも現実的じゃない。内容的に、今後、経済や会計の教科でも使えそうなので、必要な投資ということで。
↓ところでこの本、上・下巻の装丁を見て、『ノルウェイの森』っぽいと思うのは、私だけだろうか?(※緑色の下巻の方が、金融論Ⅰの参考文献)
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