財務会計の風
財務会計Ⅰのリポートに向けて、ひきつづき、参考文献の読み込み。
風の醍醐味
『ゼミナール現代会計入門 〈第9版〉』の冒頭に、こんな記述があった。
新しい言葉や、理解しにくい部分が少なからずあるかもしれないが、まずは気にせず読み進めていただきたい。そして、第2章以降を読み進むうちに、そうした疑問が解け、理解が深まっていく快感を味わっていただきたい。「木」を見る前に、まず「森」を概観し、森に吹き付けてくる「風」の醍醐味を感じ取っていただくことが、本章のねらいである。
<『ゼミナール現代会計入門 〈第9版〉』p8>
会計の森に吹き付けてくる風の醍醐味を感じる日が、私にも訪れるだろうか?
ネーミングセンスと相性
ちなみに、約700ページあるこの本、各章に『ACCOUNTING TODAY』と題したパートや、『会計ア・ラ・カルト』というコラムがあり、こうしたネーミングセンスと上記の『風の醍醐味』から受ける印象から、もしやこの本、自分には合わないのでは? と不安になった。
というのも、先に読み始めていた『ケースでまなぶ財務会計―新聞記事のケースを通して財務会計の基礎をまなぶ 第7版』が、きわめて丁寧・実直な雰囲気だったため、それと比べてギャップを感じてしまうのだった。
が、読み進めていくうち、リポート課題に必要な情報が随所に散りばめられており、大いに頼りになる本だということがわかってきた。本もぱっと見で判断してはいけない、ということを学んだ。
リポートの方向と目標
今回の財務会計Ⅰリポートは、概念については『ゼミナール現代会計入門 〈第9版〉』、個々の事例については『ケースでまなぶ財務会計―新聞記事のケースを通して財務会計の基礎をまなぶ 第7版』を参考にしつつ、進めていくことになりそう。
風の醍醐味を感じるのは、まだ少々先になりそうだけど、この週末、リポートをざっくりとまとめるところまでいきたい。
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