GoTheDistance!ジェニファーの法政大学通信ブログ

法政大学通信ブログ by ジェニファー。法政大学通信教育課程・経済学部商業学科に2015後期入学(3年次編入)。試験やリポート、学習の内容と進捗状況、日々の気付きなど。Go the Distance!最後までやり遂げよう!

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試験運用のなるほどと電卓精神論

通信課程の単位修得試験の特徴として、学部、年次、受験科目、受験科目数が異なる学生たちが、同時に試験を受けるということがある。

入学前、このような形態の試験をいったいどのようにして実施・運用しているのか、ものすごく謎だった。

実際に試験を受けてみたところ、法政大学では、こんな風に運用されていることがわかった。(※法政大学市ヶ谷キャンパスで受験する場合)

1回の試験につき、3科目まで受験可能。試験会場は、受験科目数によって分けられる。例えば、今回3科目受験する学生は407教室、2科目受験は405教室、といった具合。

試験問題は、全学部・全科目の問題が掲載された『問題冊子』が配布される。ただし、簿記だけは試験問題が別刷りのため、試験官の「簿記Ⅰを受験される方~?」の問いかけに手を挙げて、問題用紙を受け取る。1科目の制限時間は60分。

試験開始後30分が経過すると、回答用紙を提出して、次の受験科目用の回答用紙を受け取ることができる。

記入済みの回答用紙は、教卓の試験官のところに持って行って提出。それと引き換えに、次なる科目用の新しい回答用紙に『時刻打刻機』で提出時刻+60分の時刻を印字したのを渡されるので、席に戻って次の科目の試験に取り掛かり、印字された時刻までに提出する。

例えば、3科目受験の場合、それぞれ30分で回答を終えたとすれば、90分でその日の試験は終了ということになる。

なるほど!! おそらく長い歴史の中で、カイゼンを重ねながらたどりついた運用方法なのだと推測する。

ちなみに、このような試験会場においては、当然ながら、学生の『実力』にも相当なばらつきがあるわけで、高度な会計科目を受講している人もいれば、簿記を一から勉強しはじめたところです、という私のような者もいる。

最初の試験の時、私の席の斜め後方に、鬼のように激しく電卓速打音を響かせる猛者がいて、覚束ない手つきでぱらぱらと数字キーをたたく私は、心が折れそうになった。電卓の訓練とともに精神修養も必要だと思い知った瞬間だった。

 

 

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