GoTheDistance!ジェニファーの法政大学通信ブログ

法政大学通信ブログ by ジェニファー。法政大学通信教育課程・経済学部商業学科に2015後期入学(3年次編入)。試験やリポート、学習の内容と進捗状況、日々の気付きなど。Go the Distance!最後までやり遂げよう!

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歯列矯正3年経過した時点での反省点

インビザライン(透明マウスピースによる歯列矯正)を開始して、すでに3年経過。

当初の計画では、1年と3か月で終了するはずだった。

でもまぁ、子どもの歯列矯正と違って、時間がかかるのはしょうがないわよねぇ、と去年までは、わりとのんきに構えていた。

(2年半の時点での状況と所感はこちら: 歯列矯正2年半

が、最近さすがに、この二進も三進もいかない状態に、疲れてきた。

人間の心理として、膠着状態って、けっこう辛いものがある。

以下、歯列矯正を始めた経緯から、現在、陥っている状況までをまとめてみた。

アラフィフなのに?だから?歯列矯正

歯列矯正を決意したきっかけは、噛み合わせが悪く、長年にわたるくいしばりや歯ぎしりによって、下の歯にひびが入っており、このままでは歯がダメになる、と歯医者さんに指摘されたことだった。

実際、アラフィフの私の周囲には、インプラント経験者もいて、体験談およびかかった費用を聞いて、恐れをなしていたところだった。

歯に関しては、急を要す症状以外は放置してしまいがちだけど、ずっと後回しにしていると、老朽化した社会インフラのごとく、大工事になりそうだ。

これは早めに手を打たねば、と歯列矯正を決意したのだった。

要修正箇所

矯正開始前の歯の状態は、ぱっと見たところでは、

上: 犬歯が八重歯

下: 前歯2本が、上から見ると、浅い角度でV字になっている

要するに、あごの面積に歯が収まり切らず、出っ張ったりゆがんだりするという、日本人に多いタイプ。

噛み合わせがまっすぐでないため、上下の歯の先端が変な角度ですり減っており、下の犬歯は特に負担がかかって、かすかにひびが。

なので、ゆがんだ歯をあるべき位置に矯正することによって、噛み合わせを正すことに。

矯正歯科選び

ネットでいろいろ調べてみて、従来のワイヤー式ではなく、透明マウスピースによる歯列矯正が、かなり普及していることを知る。

ただし、歯の状態(歯並びの状態や、金属の被せ物がある等)によっては、できない場合があるそうなので、取り扱いのある矯正歯科のうち、当時の住まいからアクセスのよいところを選んで、まずは診察をしてもらうことにした。

診察の結果、マウスピース矯正でいけるとのこと。

矯正に当たっては、上述のとおり、歯に対して『敷地面積』が足りないわけだから、小臼歯の抜歯は覚悟していたのだけど、抜かなくても大丈夫と言われたので、そのことにも気をよくして、そのまま歯型採りやレントゲンを済ませる。

当初の計画

そして、2週間後。

完成した最初のマウスピースを装着。マウスピースは、2週間ごとに取り換え。その都度、歯を何分の1ミリかずつ、正しい位置に移動させて、1年と3か月で完了とのこと。

治療計画の説明とともに、自分の歯が少しずつ移動して、やがてきれいに整列していくCGを見せられた。

「すごい!」うれしくなって、思わずはしゃぐ私。

先生、どや顔。

思えば、あの時なら、どんなことでも屈託なく質問できただろうと思う。

「予定よりも、うんと時間がかかることって、ありますか?」とか。

「マウスピースでは動きにくい歯っていうのも、あったりします?」とか。

「3年経っても終わらない場合は、どうしたらいいんでしょうねぇ。。」とか。

もちろん、その時点では、そんな状況は、まったくの想定外だった。

今にして思う、明確にしておくべきだった点

今思えば、歯列矯正を開始する時点で、以下の点を明確にしておくべきだった。

  • いついつまでにという期限、または、何をもってゴールとするか
  • 求めることの優先順位、ゆずれない部分をはっきりさせておく
  • 選択した方法での矯正が思い通りにいかない場合、代替手段はあるか? その場合の費用は?

たとえば、就活や婚活等の各種デビューに備えた矯正の場合、期限がはっきりしているけど、私の場合、そういうわけでもない。

透明マウスピースを選んだのも、見た目にすごくこだわりがあってのことではなく、お手軽な方法があるなら、それに越したことはない、という安易な発想によるものだった。

現状、上の八重歯はすでに引っ込んでおり、当初はむしろ、こっちの方が楽勝と思われた下の前歯の微妙なゆがみが、妙に頑固なのだった。

大工道具も用途に応じて色々あるように、歯列矯正も歯の状態によって、それぞれ適した手段があるように思う。

そしてたぶん、歯医者さんにしても、正直なところ、実際にやってみないと分からない部分があるのではないだろうか。

この頑固な下の歯は、ワイヤーでぐいっと矯正した方が、早くて確実だったんじゃないかと思うけど、歯医者さん側はどうやら、あくまで透明マウスピースでの治療実績を増やそうと、意地になっているように見受けられる。

それに、こちらから余計なことを言って、今からワイヤー式に変更し、追加料金ン十万みたいなことになるのも恐ろしい。

もはや、ゴール地点がどこにあるのか、いつまでがんばればいいのか、わからなくなってきた。

現時点での結論

大人の歯列矯正は、とにかく気長にいこう。。と自分に言い聞かせている今日この頃。

強制終了、じゃなくて、矯正終了のうれしい報告ができるのは、まだだいぶ先のことになりそう。

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