卒業出口戦略のしくじり
「そうだ、卒業しよう」
と思い立ったのは、去年の秋のことだった。
きっかけは、前期日程の成績が出揃って、修得単位数がジャスト100になったこと。
(※編入時の認定単位含む。参考:100単位!!)
後期入学の私は、その時点で入学から丸2年経っていたのだけど、初年度の単位修得ペースはかなりもどかしく、「この調子だと、いったいあと何年かかるんだろう?」と気が遠くなりそうだった。
それが、1年半経ったあたりから、地道な努力(空回り・迷走を含む)の成果が数字に表れだして、自分自身の感覚としては、丸2年経過時点でいきなり100単位になった感じで、かなり興奮した。
100単位ということは、卒業所要単位124まで、あと24単位じゃないか!
これって、かつての蜃気楼のようなゴール地点のイメージとは違って、現実的に達成可能な数字だよね?!
選択肢と決断
そこで、はたと考えた。
「卒論どうする?」
結論から先に言うと、卒論を書くつもりなら、その時点ですでに準備・手続を進めておくべきだった。
法政通信の経済学部は卒論が必修ではないので、卒業所要単位が充足すれば、年度末(後期入学の場合は秋)に自動的に卒業となる。
というわけで、その時考えた選択肢としては、以下の3つ。
- (昨年秋を起点として)来年申し込みをして卒論に取り掛かり、再来年卒業する(※その間、修得単位は、卒業所要単位数の手前で止めておく必要あり)
- 『年度途中卒業希望』を提出して、後期日程で残りの単位をがんばって修得し、春の卒業を目指す
- そのまま普通に勉強をつづけて、次の秋に自動的に卒業
熟考の末、2でいこうと決意する。
前期日程で26単位修得できたことを考えれば、後期日程で残りの24単位を取るのは、気合いを入れれば可能なはず!
かくして、年度途中卒業希望を提出し、無事に受理される。
暗雲
後期日程開始と同時に、リポートをどんどん提出し、試験も受験枠いっぱい受けて、けこう飛ばして頑張った。
ところがどういうわけか、その努力がなかなか数字に反映されてこないのだった。
年末の時点で確定していた修得単位数は、必要な24単位のうち、8のみ。。
やはりこの卒業出口戦略は無謀だった、と自分の中でいったんは結論づけたものの、仕掛中・結果待ちが10科目あったので、完全にあきらめきることもできず、悶絶の日々を過ごす。
赤い衝撃
そして先週、それらの結果がようやく出そろった。
最終的にどのような結果になったのかというと、
<期別・修得単位集計>
(*は単位修得ならず、チャレンジ継続中)
残り、2単位!
2単位足りず、卒業ならず!!
嗚呼。。なんでこう、脱力系のオチになるのか。
通教ロスにご用心
惜しいところで春の卒業が叶わず、とても残念。
それでいて、結果が次々出てきて「もしかしたら卒業できちゃうかも」と現実の可能性として卒業が見えた時、この先、自分の生活から法政通信が丸ごとごっそりなくなってしまうのかと考えたら、さみしいというより、ちょっと恐怖に近いものを感じてしまった。
これって、何なんだろう? 法政通信依存症?
こんな心理に陥るなんて、まったく想像もしていなかったので、けっこう動揺する。
ここしばらく、心ここにあらず状態で、ドアの端に足の小指をぶつけたり、テーブルのまわりに『ゆかり』をぶちまけて食事を中断して掃除をする羽目になったりして(袋の中でしそと塩が分離してくるのを均等にしようと上下にシェイクしたら、ジッパーが少し開いていて、不測の事態に)、ちょっとあぶない。
結論と今後の心構え
今回のしくじりが意味するのは、学習到達度の不足もさることながら、いろんな意味で機が熟していなかったということなのだと思う。
これから先は、悔いのないようにしっかり勉強しつつ、気持ちの上でもちゃんと法政通信を卒業してソフトランディングできるよう、目線をもっと前に向けて日々を過ごしていきたい。
Go the Distance✨
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