中高年英語に伸びしろはあるか?
9月に受けたTOEICの結果が出た。
スコアは、865(Listning:465/Reading:400)。
これまでの最高得点は、昨年9月に受けた時の880点。ただし、この時はまだ旧形式テストだったので、新形式テストでは、上記スコアが今の自分にとっては精一杯という感じ。(新形式テストは、2016年5月~)
新形式テスト初体験の実感としては、全体的に情報処理量が増えて、難易度が上がったように思う。問題集をやって準備はしたものの、いっぱいいっぱい。
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がんばれ中高年
ところで、テストの時、隣の席に座っていたのは、私と同年代と思しき男性だった。サロンパスの香りが強く漂ってきて、お疲れなんだな、と思った。テスト中、隣から切なげなため息が何度も聞こえてきた。
年恰好や状況から推測するに、この男性はおそらく、会社でTOEIC受験を課せられており、しかも仕事が忙しすぎるために社内で開催されたIPテストを受け損ない、せっかくの日曜日に公開テストを受けるはめになった、といったところではないだろうか。
テストが進むにつれ、集中力が途切れて、週明けの仕事の段取りが頭をよぎり、リスニング問題で肝心なところを聞き逃してしまい、ため息が出る。あーあ、せっかくの日曜が、、と数時間早めの『サザエさん症候群』を発症して、さらにため息。
。。と勝手に想像して、シンパシーを感じた。私自身も、途中からだんだん腰が痛くなってきて、何故わざわざこんなこんなことやってるんだっけ? と思わないでもなかった。
目的と迷走と気付き
なぜ英語を勉強しているかというと、英語で情報を得たり、勉強したりできるようになりたいから。しかし、道は遠い。やればやるほど、わからないことが増える一方だ。
たとえば、冠詞の使い分けとか、謎が深まる一方なので、ある時ふと、こう思った。
「だったら、名詞の前にもれなく何かくっついてるフランス語を勉強すれば、冠詞についての根本的なところが理解できるんじゃないか?」
そして、何冊か初歩のフランス語文法の本を見たり、NHKラジオでまいにちフランス語・初級編を聞いてみたりしたけど、問題が解決するどころか、分け入った密林の深さに気づかされただけだった。
ただ、文字と読み方の対応は、なんとなくパターンがわかってきたので、英語の中に外来語として登場するフランス語の読み方さえもわからない! というストレスはかなり軽減された。
あと、英語を勉強していて、英語以外のことに気づくこともあって、これはうれしい収穫。
いくつになっても伸びしろはある!
一般的には、語学は年を取ってからやるのは無理っぽいものの代表選手とみなされているように思う。確かに、今からネイティブ並みの英語力、というのは現実的じゃないだろうけど、いくつになっても伸びしろはあると思う。
個人的な目安としては、TOEIC900点と、英語で経済学の本を読める(情報の歩留まり率70%以上)ようになりたい。
がんばれ、中高年!
【追記】1年後の状況⇒ 中高年英語の伸びしろと通信大学の学習について
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