リポート完成【経営管理論Ⅱ】
春に向けて、リポート貯金の強化中。
今日、経営管理論Ⅱのリポートが完成したので、原価計算論Ⅰ・Ⅱと合わせて、今月中にリポート3本仕上げるという目標は、達成できた。
設題と負荷の度合い
さて、今回の設題は、こちら。
公式(フォーマル)組織の成立条件と非公式(インフォーマル)組織の形成条件について、人間関係論、バーナード理論、模倣欲望と排除のメカニズムの理論にもとづいて論述してください。
指定された各理論を網羅した上で、破綻なく論を進める、というのが、けっこう難しかった。
ただ、経営管理論Ⅰで使用したテキストおよび参考文献をそのままひきつづき使えたので、理論から理論へとさまよい歩く時間が短縮されて、その点では、負荷は軽かったように思う。
経営管理だけど、人間だもの
当初、読み進めるのに筋肉痛を伴ったテキスト『組織の解釈学』も、読み込むうち、おもしろさが増幅してくる。
経営管理といっても、扱う対象は、要するに人間の心理や社会行動なので、あるあるネタも出てくるし、排除のメカニズムのようなダークサイドもあるけれど、それらも含めて、興味は尽きない。
ホーソン実験の謎
ところで、設題にある『人間関係論』の契機となった研究として有名な、『ホーソン実験』。
この実験は、シカゴ郊外の工場で、当初は作業場の照明と作業能率の相関を調査する目的で開始された。
その後さらに、休憩時間、給食、部屋の温度・湿度等、条件を色々と変えてみて、女子作業員による、電話の継電器組立作業の生産高にどう影響するかを観察。
すると、研究者たちの予想に反して、作業条件を良くしても、悪くしても、作業効率は上がりっぱなし!
これはどうやら、物理的な条件ではなく、作業者のモラール、そしてそれに影響を与える人間関係などが、生産高の増加をもたらしているようだ。
というわけで、この結果を元に、実験に参加していたメイヨーやレスリスバーガーが、後に人間関係論と呼ばれる理論を成立させたのだった。
。。という話なのだけど、個人的妄想仮説としては、メイヨーやレスリスバーガーを含む、実験の観察者であるところのハーバード大学調査グループというのが、エリートな上に、けっこうイケメン揃いで、それで女子作業員たちがつい、はりきってしまったんじゃないか、と思う。
モラールとか人間関係とかいう以前に、こっちの方が『あるある』な感じがするのだけど、どうだろう?
(※なお、上記以外にも、長年にわたって様々な実験が行われている)
妄想管理
今、書きながら、また別の仮説が頭に浮かんだ。
こんな具合に、頭の中で妄想を繰り広げているから、テキスト読むのも、リポート書くのも、妙に時間がかかってしまうのかもしれない。
はたして、これで経営管理が学べているのだろうか?
この後は、憲法と社会思想史(いずれも4単位科目)に取り掛かる予定。どちらも、妄想の余地がふんだんにありそうな予感がするけど、読むものが大量にありそうなので、しっかり集中して、着実に進めていきたい。
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