リポートざっくり【財務会計論Ⅰ】
週末にリポートをざっくりまとめるのが目標だった、財務会計論Ⅰ。
何とかまとめて、適度な文字数で着地するところまでいけた。よかった。
今回のリポート設題
資産負債アプローチが援用されている我が国の会計基準の事例をもとに、なぜその基準が収益費用アプローチではなく資産負債アプローチにもとづいているのか、理由を述べなさい。
毎回思うことだけど、リポート設題って、何がわかっていないかをわからせるように、すごくうまくできている。
これってどういうことだろう? いや、それ以前にこれは? という感じで、たまねぎの皮をむくように、どんどん掘り下げていくことになるのだった。
指定テキストと参考文献
指定テキスト『財務会計講義(第17版)』の他に、参考文献として、
の2冊を読んでリポートにとりかかるも、いざ書き始めてみると、どうも今ひとつ言葉足らずな気がして、参考文献を新たにもう1冊投入。
↓表紙が果てしなく広がる宇宙というあたり、財務会計の奥深さと今後の困難を予感させる。
参考文献についての気づき
- 会計の本は、どれも分厚い。
- 複数の本にあたることは重要。
- 大変だけど、ちゃんと読んだ方が、結局早い。
財務会計論で学ぶ内容って、簿記の延長線上でありながら、会計基準にまつわる抽象的な概念が主なので、読みながら「へー」と思うものの、本を閉じたとたん、「今の、何だったんだろう?」みたいなことになる。
なので、同じ概念について、違う説明を読むことで、輪郭がはっきりしてきて、つかみどころのない状態から脱出できるように思う。
今回読んだ本の中では、特に『ケースでまなぶ財務会計―新聞記事のケースを通して財務会計の基礎をまなぶ 第7版』が、新聞記事に出ている現実の企業のケースがまずあって、そこから逆引きの形で会計基準の説明がくるので、腑に落ちた点が多かった。おかげで、他の参考文献も効果を増した。
ひきつづき
ざっくりリポートの仕上げ作業をして、脳がいくらか会計モードになっている今のうちに、財務会計論Ⅱのリポートにも取り掛かりたい。参考文献もそのまま使えそう。
書籍情報
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