ご長寿の経済学者とリア充すぎるケインズについて
経済学者にはご長寿が多いような気がする。
経済学者ご長寿列伝
たとえば、
・ポール・サミュエルソン(1915-2009)94歳
・ミルトン・フリードマン(1912-2006)94歳
・フランコ・モジリアーニ(1918-2003)85歳
・ジェームス・トービン(1918-2002)84歳
・アルフレッド・マーシャル(1842-1924)82歳
・ローレンス・サマーズ(1954-現役活躍中)62歳(2016年時点)
・ジョン・R.ヒックス(1904-1989)85歳
・ロバート・ルーカス(1937-現役活躍中)79歳(2016年時点)
・ジョージ・アカロフ(1940-現役活躍中)76歳(2016年時点)
・アーヴィング・フィッシャー(1867-1947)80歳
・チャールズ・キンドルバーガー(1910-2003)93歳
・ポール・クルーグマン(1953-現役活躍中)63歳(2016年時点)
・ジェフリー・サックス(1954-現役活躍中)62歳(2016年時点)
・ロバート・マンデル(1932-現役活躍中)84歳(2016年時点)
・ロバート・M・ソロー(1924-現役活躍中)92歳(2016年時点)
といった具合に、大御所は揃ってご長寿だ。
現役活躍中の方々も、この先まだまだ記録更新されると思われる。
なお、上記データは、マクロ経済学 第2版 の各章の扉に記載されているのを拾ったもの。
何故こんなことをしているかというと、今、経済学のリポートを書きあぐねていて、テキストを行きつ戻りつしているうち、経済学者たちのご長寿ぶりが目につき、妙に気になってしまったのだった。
経済学とご長寿の因果関係
経済学とご長寿に何か関係はあるんだろうか?
というか、大成するには、長期にわたって研究をつづけないとダメってことか?
そういえば、ノーベル賞の授賞者も、ご高齢の方が多いしな。
唯一、例外は、
・J.M.ケインズ(1883-1946)満62歳
リア充すぎるケインズ
ちなみに、ケインズの妻リディア・ロポコワは、ロシア出身のバレエダンサーだったそうだ。
情報元:雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)
ついでに気になったので、リディア・ロポコワを調べてみたら、Wikipediaに驚くべき情報が。要約すると、
- ピカソが彼女をモデルにして何度も絵を描いた。
- 人妻だったリディアは、バレエのロンドン公演の際に出会ったケインズと、不倫の末、結婚。
- ケインズはバイセクシャルだったが、リディアとの結婚生活は、極めて幸福だったと言われている。
察するに、ケインズは『リア充』すぎて(それも変化球効きすぎの剛速球)、太く短く人生を送ったということか?
それに引き換え、私は何やってるんだろう。
早くリポート書かなきゃ。
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